動画ファイル名から画質を確認する方法
ダウンロードした動画の画質が思ったよりも低い…そんな経験はありませんか?実は、ファイル名を見るだけで動画の画質や音質をある程度判断することが可能です。
動画ファイル名には、解像度、ソース、映像コーデック、音声コーデックなどの情報が含まれており、これを読み解けば事前に品質を把握できます。
動画ファイル名の基本構造
タイトル.公開年.解像度.ソース.映像コーデック.音声コーデック.リッピンググループ
例:Avengers.Endgame.2019.1080p.BluRay.x264.AC3-HDRip
このファイルは 1080p(フルHD) 解像度で、BluRay ソースから抽出された高画質動画です。映像コーデックは x264、音声コーデックは AC3(5.1ch) で、高品質な映像と音声が期待できます。
解像度による画質の目安
- 480p – SD画質(DVD相当)640×480
- 720p – HD画質 1280×720
- 1080p – フルHD 1920×1080
- 2160p / 4K – ウルトラHD 3840×2160
ファイル名に「4K」と入っていれば、ほぼ確実に最高レベルの画質と考えて問題ありません。
実際、解像度の情報だけでも動画の品質はかなり把握できます。
📽 ソース(出所)で品質を判断
- CAM – 劇場内でカメラ撮影(最低品質)
- TS / TC – CAMより少しマシだが中低画質
- DVDSCR – 試写用DVD(ウォーターマーク付き)
- R5 / DVDRip – 正規DVDからの抽出(高画質)
- HDTV / BDRip – テレビ放送やBluRayからの高画質リップ
R5やBDRipなどのソース表記がある動画は、一般的に見やすい品質です。
映像・音声コーデックを確認
映像コーデック:
- H.264 / x264 – 高画質&高圧縮の標準コーデック
- HEVC / H.265 – 最新の高効率コーデック(主に4K)
- DivX / XviD – 古いフォーマット、やや低画質
音声コーデック:
- AC3 – 一般的な5.1chドルビーサラウンド
- DTS – より高精細な映画館用サウンド
- Dolby TrueHD – ロスレス(無圧縮)高音質
- MP3 – 圧縮ステレオ、一般的だが品質は中程度
コーデック情報は再生互換性に関わる部分ですが、画質・音質の目安としても参考になります。
✅ まとめ
- 解像度が高いほど画質は良い
- ソース表記(BluRay, BDRip等)が画質の信頼性を高める
- ファイル名を見るだけでおおよその品質が分かる
ダウンロード前にファイル名を確認することで、時間やストレージの無駄を防ぐことができます。